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環境省は、2011年度の廃家電の不法投棄状況をまとめた。エアコン、テレビ(ブラウン管と液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の廃家電4品目で、不法投棄の推計台数は16万1400台となり、前年度と比べて22.5%増加した。廃パソコン(デスクトップ、ノート、ブラウン管・液晶ディスプレー)は4439台と同3.7%の減少だった。

 廃家電4品目は家電リサイクル法で2001年4月から、家庭からの廃パソコンは資源有効利用促進法で2003年10月から、それぞれ製造業者などによるリサイクルが実施されている。環境省はこれを受け、定期的に4月1日時点の市区町村の廃家電4品目と廃パソコンの不法投棄状況を調査。廃家電4品目は1497自治体のデータを基に人口カバー率で算出した。

 廃家電4品目の構成比は、エアコンが1.2%(前年度1.4%)、ブラウン管テレビが79.4%(同72.4%)、液晶・プラズマテレビが1.0%(同0.4%)、冷蔵庫・冷凍庫が12.3%(同16.9%)、洗濯機・衣類乾燥機は6.1%(同9.0%)で、ブラウン管テレビが大半を占める。7、8月が他の時期より多く、単位人口あたりでは市区より町村部が多い傾向にあった。

 廃パソコンは、データを保有する534自治体の台数となり、内訳はデスクトップが1432台、ノートが995台、ブラウン管ディスプレーは1383台、液晶ディスプレー629台だった。前年度比でノートが38.8%、液晶ディスプレーが37.6%増え、デスクトップとブラウン管ディスプレーはそれぞれ14.9%、21.1%減少。月別では4、12月に不法投棄が目立った。

(日経BP環境経営フォーラム)

更新日:2013年04月16日

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